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持ち家と賃貸どっちがいい?の話

「家を買った方がいいのか、賃貸がいいのか」論争ありますよね。

結局、家を購入した我が家の場合をまとめてみました。

shin

・転勤あり
・夫婦とも関東出身
・転勤で新潟にきて18年
・賃貸 :(結婚~約14年間)家賃補助がなくなり7年目から全額負担
・持ち家:結婚から14年目で購入

目次

我が家の場合

我が家は転勤で双方の実家のある関東から新潟へ。

7年目から家賃補助がなくなり、全額家賃負担の期間が7年ほどありました。

当時住んでいた公園が目の前にある鉄骨アパート。

なぜ我が家がマイホームを買うことになったのか。詳しくはこちら▼

賃貸に払った家賃の合計

賃貸期間に払った家賃は、家賃補助がなくなってからは

7年目(1年間)  :8万円/月  96万円/年

8~13年目(6年間):10万円/月 120万円/年

14年目(1年間)  :11万円/月 132万円/年

合計すると96万円+720万円+132万円=948万円 となります。

これに、敷金・礼金、引っ越し費用などもありますので、家に住んでいるだけで8年間で約1000万円かかっていたことになります。

これでも、家賃補助がないこともあり、少しでも家賃を抑えるために古さやセキュリティに関しては諦めて選んだ物件です。(公園が目の前にあり、環境はとてもよかったですが)

賃貸なので、当然退去してしまえば自分たちのものになるものは何もありません。

賃貸物件の住み心地

賃貸物件ですから、当然自分たちの好きなように壁にくぎを刺すこともできません。

自分たちで選べるのは家具や家電のみ。

それも、置ける場所は物件に合わせなくてはいけないので思い通りにならないことも多々あります。

当時の賃貸物件のキッチン

調理台の高さが身長160センチの私には低くて、料理の時や、お皿洗いのときにはかがんだ姿勢にならなければならず、腰が痛くなっていました。

またシステムキッチンでないので、コンロ周りにすき間があり、掃除が大変。

当然、食洗機なんてなく置き場所もなく、調理スペースもとても狭い!

それでも、この環境で少しでも快適に住もうと色々な本を読んだりして工夫していました。

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住宅の購入に関して否定的だった夫

このころから住宅を購入する事は少し考えていたのですが、子供のことも考えて、もし夫が転勤になったときには家族でついていった方がいい、とも思っていました。

また、私は結婚と同時に新潟にくるタイミングで正社員の仕事はやめ、その後も仕事をしていたものの期間限定の契約社員、保育士のパートなどで住宅ローンを組むことは難しかったので、住宅購入の際は夫が住宅ローンを組むことになります。

なので夫が住宅購入に前向きでないとどうしても話が進まないのです。

物件情報を見ることはもともと好きだったので、時々スーモなどで物件検索はしていましたが、いい物件だと思っても、夫は忙しいこともあり内見までなかなか来てくれない、という状態が続いていました。

ただ、この数年間、近隣の物件情報をみていたことで相場観などがわかってきたので良かったと思っています。

住宅の購入を考えていて、中古住宅やマンションも候補にいれているなら、相場の感覚をつかむためにも、不動産情報を定期的にチェックしておくのはおすすめです。

検索条件を保存しておけば、毎回新着順に並べて新着物件だけチェックすればいいので、そんなに時間はかかりません。

子供が小さい頃のママ友同士の交流も

また、子供が小さい頃は子供を通して幼稚園、保育園などでママ友同士の交流もあります。

家に呼ばれたり、呼んだり、時には子供たちのお泊り会もあったり。

お呼ばれした時、素敵なお家や新しい分譲マンションに行くと自分の家と比べて落ち込んだりもしていました。

また、自分の家に呼ぶときも後ろめたさがあったり、人を家に招き入れること自体をあきらめたこともありました。

息子が小学生の時には県外の交流あるサッカーチームの子供達をホームステイさせる機会もあったのですが、お風呂が狭かったのと古いタイル貼りで恥ずかしかったので2泊の間、2回とも銭湯に連れて行った記憶があります。

自分たちが生きていくだけで誰とも交流がないならどんな家でも大丈夫ですが、時には人を呼んでおもてなしすることも考えたら、やはりある程度の快適さは確保しておきたいものです。

一度きりの子供の小さい時期を笑顔で過ごせるかどうかは「家」のスペックにかかっているといっても過言ではないと思います。

住宅を購入してから~持ち家の住み心地~

今の家を購入してから、様々な出来事があり、修理をしたりDIYしたりと、どんどん住み心地がよくなっていて、正直、賃貸時代とは比べ物にならないほどQOL(生活の質)が上がりました。

キッチンも広くなり、収納スペースもたっぷり。

入居当初は賃貸時代から使っていた置き型の食洗機を使っていましたが、その後ビルトインタイプの食洗機「ミーレ」を導入してさらに快適になっています。

shin

今は憧れのビルトイン食洗機「ミーレ」を導入しています。さらに快適に

戸建てなので、隣や上下階の住人の物音も気にならず、玄関を出てすぐに共用廊下などで誰かにばったり、ということもありません。

天窓もあり、明るくて開放的な空間は毎日いるだけで幸せになります。

地方都市では戸建てを買う選択肢はあり

私達の住む新潟市では市内中心部(中央区)でも築数年~30年前後のまだ十分住むことのできる中古の戸建てが2~3000万円台でゴロゴロしています。

中古のマンションも3LDKで2000万円台でしょうか。

つまり、8年間で約1000万円だった我が家が賃貸に住み続けた場合、30年間で約4000万円の出費になり自分たちのものにはなりませんが、持ち家だとそれ以下の値段で自分たちのものになることになります。

数年で引っ越すことが明確なら、賃貸でその時々にあったエリアや条件の物件に住むこともよいかと思います。

しかし、万が一、一家の稼ぎ頭が重い病気になったり亡くなったりしたときに残された家族が路頭に迷わないだけの貯蓄が残せるでしょうか。

賃貸物件のスペックで家族が笑顔で毎日を送ることができるでしょうか。

正直、我が家は賃貸物件に住んでいた期間、しょっちゅうケンカしていました。

夫も毎日帰りが遅く、私は子供たちのお世話をワンオペ状態でしなければならず、自身の仕事もありいっぱいいっぱいだったのだと思います。

子供達が小さい時こそ、現在の家電の「3種の神器」

・食洗機
・ドラム式洗濯機
・お掃除ロボット

などがあったらどんなに助かったことでしょうか。

古くて小さいキッチンには食洗機を置くスペースはありませんでした。

狭い洗面脱衣室にはドラム式洗濯機なんておけません。

部屋との部屋の間の段差もたくさんあり、お掃除ロボットの導入も難しかったです。

賃貸物件でも高級マンションなど最新の設備を兼ね備え、分譲と変わらない物件だったら何の問題もないです。

そんな家賃は払えない、でも今は持ち家を買うタイミングではない、という状況で悩んでいる方は多いと思います。

エリアによっては

東京近辺は物件価格の高騰もあり、住宅購入が簡単ではない状況のようなので地方とはまた状況が違うかと思います。

今はリモート勤務もある会社もあり、首都圏郊外に家を持つ方もいるようです。

職住近接も生活の質をあげることの一つなのでそれぞれのご家庭にあった選択肢を検討できるといいですよね。

我が家も、双方が関東出身なのでいずれは関東に戻るかもしれませんし、二拠点生活をするかも。その時、今の家は子供に譲るか、人に貸すか、等と考えています。

いずれにしても成り立つよう経済的な設計も考えています。

まとめ

・地方なら家を買う、建てる選択肢はあり
・賃貸と持ち家はスペックが違うのでQOL(生活の質)が爆上がりします

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この記事を書いた人

40代の主婦、夫、子供2人(高校1年と小学6年)とトイプードルで小さな戸建てに暮らしています。
結婚と同時に夫の転勤で東京から地方都市の新潟市に引越してきてそのまま移住。18年目になりました。
家のこと、新潟のことを紹介していきます。

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