転勤族はいつ家を買う?!〜我が家がマイホームを購入するまで〜

このブログでわかること

  • 転勤族の我が家がマイホームを買ったタイミング
  • マンションではなく戸建てにした理由
  • 住宅購入のときの重視すべきポイント
目次

結婚と同時に転勤で東京→新潟へ

結婚したのは2006年秋でした。

きっかけは夫の転勤。お付き合いして1年がたった頃、急に呼び出され何かと思ったら「新潟に転勤になった」と。当時、ふたりとも東京にいて、実家もどちらも東京だったので結婚しても東京以外で生活することは考えもしていませんでした。

が、転勤になったら異動せざるを得ないのがサラリーマン。

内示からあっという間に夫はひとりで先に新潟へ引っ越し、その間、私は東京で退職の準備やら結婚準備やらバタバタと過ごしていました。

そして2006年10月に結婚式をあげ、次の日にはふたりで新幹線で新潟へ向かったことを覚えています。

14年間の賃貸暮らし

新潟にきてからは最初は2DKのマンションで二人暮らし

2年後に長男誕生、その4年後に長女誕生

そして、長女が1歳になるころまで6年間は同じマンションに住んでいました。

ただ、単身者向けの1ルームが多いマンションで

・追い炊き機能がなかった
・単身者ばかりで環境的に家族向けの物件がいいと思い始めた
・4人家族になり少し手狭になってきた
・車を所有するようになり、駐車場まで少し距離があった

ことなどから引っ越しも少し考え始めていました。

最上階で水圧が弱かった・・

shin

オーナーさんが同じフロアに住んでいてとても良い方たちでした!

家賃補助がなくなる・・・!

夫の会社では当時「転勤から約6年間は家賃補助がでるが、その後は全額負担」という制度でした。

shin

転勤なのに家賃補助がないってつらい・・・

この時点で家を買う選択肢もあったにはあったのですが、転勤でまた異動になる可能性も十分あったので賃貸物件で探すことにしました。

また、新潟での暮らしに慣れつつあり、子供達をのびのび育てる環境と生活の利便性の両方が新潟にあることに魅力を感じていました。

車を所有したことにより、子供達を連れての保育園の送迎や買い物も楽になり、東京での通勤生活や子育てを想像できなくなっていました。

近所の家族向けアパートに引っ越し

そして、マンションから100メートルも離れていない公園の目の前の駐車場付きアパートに入居することになりました。

shin

実は以前から気になっていた物件でたまたま空きがあり、ラッキーでした!

この物件がとても気に入って、結局家を買うまでこの8世帯しかない物件の中で2回引っ越しすることになります、笑

アパートといっても3階建ての鉄骨造でアパート以上マンション未満といった物件でした。

気に入っていた点

・3階建てで世帯数が8世帯と少ないので誰が住んでいるか把握できる
・各世帯に物置もあり収納が多い
・滑り台などの遊具や砂場もある広々とした公園が目の前にある
・前に高い建物がなく、視界が開けている
日当たりがいい
ファミリー向け物件なので子供達同士、親同士の交流がある
1階が駐車場・駐輪場になっていて雨でも濡れずに玄関まで移動できる
共有部分の階段や廊下が広く、家具や家電の搬入にも便利
ガス暖房機がついていて冬は暖かい(以前はオール電化だった)

shin

子供達が小さい時に公園が目の前の物件に住めたことはとてもよかったです!

ただ、家賃が全額負担、というのは変わらずで、駐車場代込みで8万→10万→11万と部屋の広さやリノベーションの状況によってあがっていきました。

子供達も「転勤にはついていかない」宣言!

そうこうしているうちに子供達も小学生。

息子は高学年になり自分の部屋をもち、一人で寝るように。
「もしパパが転勤になったらどうする?」と聞いても二人とも「引っ越したくない、転校は嫌だ」、と固い意志でした。

・・・

当初は、「転勤になったら家族で一緒にいくんだぞ!」と言っていた夫も、成長して自我の芽生えた子供たちの意思の強さにはさすがに心変わりしたようでした。徐々に子供達を新潟で育てる、転勤があったとしても単身赴任で異動する、と決意が固まってきました。

家探し、そしてコロナ禍に

もともと物件情報を見るのが好きな私はちょこちょこスーモなどネットで物件情報を検索していました。

また、投資にも興味があり、当時不動産投資について書籍やDVDなどで勉強していました。
実際にアパート経営やマンション経営など不動産投資をするにはいたりませんでしたが、その時の知識が実際の家探しのときにも役立っている部分があります。

同じアパート内でリノベーション済の3部屋目に引っ越した数か月後にコロナ禍になり、家族で過ごす時間増えたこともあり、住宅購入について改めて考えはじめました。

そして最大のきっかけがあるのです・・・

50代になるとローンが組めなくなる・・・?

当時パートをしていたのですが、そこの代表の女性と話していた時、

私「家を買うかどうか考えているんですよね」

代表「旦那さんが50代になるとローン組めなくなるらしいって知り合いがいってたよ」

私「え・・・!」

shin

新潟は若くして家を建てる夫婦が多いせいか、初めて聞きました

当時、夫は40代後半に差し掛かっていました。この女性が言っていたことが本当かはわからないのですが、おそらく健康な状態でしかローン(団体信用生命保険)は組めない、つまり年齢があがって健康のリスクが上がっていくほど、ローンは組みづらい、ということかと思います。

帰宅後、夫に早速その話をするとやはり心配になったようでがぜん住宅購入に前向きになってきました。

マンションか、戸建てか

当初住宅を探していた時は、不動産投資の観点からも

・もし何らかの原因で引っ越すことになっても貸した時に利益がでる
・たとえ二重の家賃を払うことになってもやっていける

ことから物件の予算を決めていました。

そして、「貸せる」ことに強いのはマンション、という不動産屋さんの話もよく聞くこともあり、中古のマンションを探していました。

ただ、なかなか「これだ!」という物件がみつかりませんでした。

というのも子供たちの「転向したくない」との意向から学区内限定での物件探しだったからです。
当然、物件の候補も限られていました。

実は、土地を購入してからの注文住宅も考えましたが、学区内という条件からやはり理想の土地がみつからずなかなか進みませんでした。

マンションの制限

将来的に貸す可能性も考えるとマンションは魅力的でしたが、

平米数や間取りが限られること
駐車場との距離がある
・ローン+駐車場代管理費を支払う必要があり、将来的に管理修繕費もあがっていく可能性がある
・子供がいるため、上下階や隣人との騒音などのトラブルの可能性
・将来、建て替えの時に自分たちだけでは決められない


こと等自分たちでコントロールできない要因が多い事から徐々に選択肢から外れていきました。

年齢を重ね、体力が落ちてきて階段の昇り降りが難しくなったり、家の管理が難しくなったときにはマンションはとても魅力的なので将来はマンションもいいな、と思っています。

戸建てはなかなか物件情報がありませんでしたが、ある時、東京に住んでいる母から「この物件見てみたら?」と校区内にある中古戸建情報が送られてきます。

そこは、校区内であるものの、広さが27平米と小さめで選択肢から外していた物件でした。

またスーモではなくアットホームにのみ掲載されていた物件でした。

中古戸建てを見に行く

コロナ禍である2020年8月。
問合せをして物件をひとりで見に行くことにしました。

当時、販売開始から数カ月は売れ残っていたと思います。

築27年たっているもののリノベーションにより、水回りやフローリング、壁紙などが新しく、間取りも以前より使いやすくなっていました。

内覧の感想は「ここいいかも・・!」でした。

天窓が3つもある明るい家

というのも、たしかに27坪というコンパクトさは決して広いとはいえないのですが、
2階に天窓が3つもあり天井も勾配で一部高いので圧迫感がなく、リビング・ダイニング・キッチンがとにかく明るいのです。収納も豊富にありました。

家の前に車が1台止められるスペースもあります。

分譲マンションをいくつかみてきていたことから比較すると建具もしっかりとしていると感じました。

また3LDKという間取りでしたが、家族4人が住むには十分で、ここで暮らしている様子がありありとイメージできてしまったのです。

また価格も予算以内だったこと、将来何かあったとしても駐車場付きで貸したり、別荘として所有していてもよいのではと思えました。

その日のうちに夫に報告、後日夫も内覧し、とんとん拍子に購入へと事が運びました。

住宅購入の際に重視すべきポイント

ここで、住宅購入の際に重視すべきポイントを整理します。

・立地
・明るさ
・間取り

ひとつひとつ解説していきます。

立地

住宅を建てるにしろ中古住宅を購入するにしろ、大事なのは土地です。

後からでも変えられるインテリアと違い、土地は家が建ってから、住んでからではどうにもなりません。
そこでもともとあったトラブルのない土地、できれば昔からある治安のよい住宅地を選ぶとよいです。

我が家の場合は、たまたま選んだ物件が校区内にあったこと、昔からある治安のよい住宅地にあったことが決めてとなりました。近隣の方は以前から住まれている方ばかりで特にトラブルもなく、ゴミ出しもルールをしっかり守られていることが印象的でした。

shin

地域の方のゴミの出し方がきれいだったので意識してキレイにまとめるようにしました!

明るさ

日当たりのよさ、明るさは時に自分たちだけではどうにもなりません。
天窓が3つあって明るさが担保されていること、そのエリアの容積率が200%までと高層マンションやビルが建てられない制限があることから、今後も周囲に高層の建物が建てられないだろうことも安心ポイントでした。

現在も南側は駐車場や隣家の庭に面していて視界が遮られることはありません。
今後、隣に住宅が建っても天窓で明るさは保証されると思います。

間取り

元々2LDKだったところをリノベーションによって3LDKになった戸建てでしたが、おかげで我が家は子供部屋×2つ(6畳、6.7畳)、寝室(8畳)の3部屋が確保できる最低限必要な部屋数が確保された間取りでした。

いくら広くても仕切られていなければ生活のしやすさは異なります。

6畳でも一部屋に仕切られていた方が使いやすい場合もあるかと思います。

これは家族構成によっても異なりますので自分たちの生活パターンや家族構成に合わせて必要な間取りを考えておくとよいかと思います。

2020年11月戸建てに引っ越し

そして物件の内覧から3か月後に引っ越ししてきました。

決まってからはあっという間でしたが、ローンの決済や引き渡しなど諸々スムーズにいったのは不動産屋さんのお気遣いやこのタイミングで物件に巡り合うという導きがあったからだと思います。

引っ越してきてからは、ますますこのお家が好きになり、賃貸に暮らしていた時より生活を楽しめている実感があります。

自分たちの経験を経て、同じように悩んだり情報を必要としている方たちのお役に立てればとブログとして情報発信していくことにしました。

shin

これからどうぞよろしくお願いいたします

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この記事を書いた人

40代の主婦、夫、子供2人(高校1年と小学6年)とトイプードルで小さな戸建てに暮らしています。
結婚と同時に夫の転勤で東京から地方都市の新潟市に引越してきてそのまま移住。18年目になりました。
家のこと、新潟のことを紹介していきます。

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