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入居後に天窓から雨漏り!!屋根と外壁の修繕をした話

目次

入居からしばらくして起こった予想外の出来事

天窓から雨漏り・・?

入居したのが2020年11月下旬。

引っ越しも無事に終わり、小学生だった子供達も学校が以前より近くなったこともあり、私も学校行事への参加などに行きやすくなり、初めての戸建て暮らしを快適に過ごしていました。

しかし、1年経たないうちに2階の3つある天窓のうち、リビングにある天窓から雨漏りのように水滴が垂れてくることが時々起こるようになります。

左の茶色い2本の線が水が垂れた跡。今も消えません。

夜中に雨が降った翌日の朝、床に水滴が落ちていることも。

購入時、不動産屋さんは「VELUXの天窓から雨漏りするとは聞いたことない」とおっしゃっていましたが、どう考えても天窓から水が垂れている・・

中古住宅でしたが、2年間の瑕疵担保責任保険に入ってもらっていたので保険で修理も可能かと不動産屋に連絡し、天窓の周りのコーキング処理を手配してもらいました。

そんな対策もしたからか、一定期間は何事もなかったのですが、今度はダイニング側の天窓からも水が垂れてくる時があり、雨漏りというほどの量でもないのですが結局天窓3つすべてに屋根側からコーキング処理をしてもらいました。

<瑕疵担保責任保険とは?>
既存住宅(中古住宅)でも不動産屋さんにいうと瑕疵担保責任保険に入ってくれることもあります。
詳しくはこちら

我が家も住宅ローン減税を適用させるために(築25年を超えていると瑕疵担保責任保険に入っているという条件が当時あった)不動産屋さんに伝えて入ってもらいました。

現在は、築年数の要件が緩和され「新耐震基準に適合している住宅であること」が要件に加わったそうです。
制度は随時変わるので、購入時の情報を収集することをおすすめします。
不動産屋さんも意外と知らなかったりします。

外壁のペンキの剥がれが気になる

そうこうしているうちに入居から2年半が経過。

今度は南側の外壁のペンキの一部がはがれていることに気づいてしまいました。

もともと外壁にツタのからまる家だったようで、ツタを取り除き上からペンキを塗っていたのですがなんといっても築30年になる家。

外壁も劣化が進んでいるのだろうと思いました。

このまま放置していても改善することはないので早めに対策をしようと外壁塗装の業者さんにまずは見積もりをお願いすることにしました。

shin

何も分からなかったのでとにかくネットで検索して探しました

外壁塗装の業者さんはたくさんあるので最低でも2つの業者さんから見積りを取ることをおススメします!

ペイプロ

外壁よりも屋根の修繕が必要だった

そして、来ていただいたのですが、結論「屋根の方が劣化がひどい」ということでした。

たしかに、外からみると色あせてる・・?という感じではありましたが、屋根って近くでみないですよね?もともとの色や素材も知らないので余計気にしていませんでした。

そして、天窓から雨漏りしていたことも思い出し、屋根が寿命ということは天窓も寿命なのでは?と考えるようになったのです。

VELUX公式ホームページ等で調べると天窓は20~30年で交換が必要とのことで、やはり天窓の寿命による雨漏りだったと想定されます。

天窓を交換してくれる業者が意外とない!

天窓がVELUXというメーカーのものだったのですが、特にこだわりはないので他のメーカーの天窓でもよかったのですが、現在天窓を作っているメーカーはほぼVELUXだけらしく、かつ施工できるのは正規代理店のみらしいのです。

そして、新潟にはなんと一社しかいない・・!

天窓リフォーム/交換  ベルックス推奨工事店
https://www.velux.co.jp/latest-topics/replacement/installer#Koshinetsu

最初にきてもらった業者さんは外壁屋さんで屋根の修繕もできるということだったのですが、天窓交換は難しそうでした。

たまたま、市内に新潟で唯一のVELUXの正規代理店があり、今度はそちらに見積もりをお願いします。

屋根のプロの診断は

来てもらったのは、なんと創業180年以上の屋根のプロ「家根惣(やねそう)」さん。
神社の屋根の修繕もしています。

見てもらったところ、屋根材の色あせ、反り、天窓内部結露、木枠の腐食、外壁窯業サイディングの反り、水切りのサビ、とやはり屋根もリフォームが必要、天窓も3台とも交換を勧める、との内容。

shin

ですよね・・・

この時点で天窓をつぶして普通の屋根にする、という選択肢もあったのですが、この家の最大のチャームポイントである「天窓3つ」は何としても維持したい、という思いから交換を決めました。

以前は開閉式(ひとつは電動)タイプの天窓だったのですが、電気工事が発生することや開閉しなくても天窓による解放感、採光性などは十分メリットとしてあったので開閉できないFIXタイプを選択しました。

住宅購入後3年での外壁・屋根修繕

30年間メンテナンスフリーの素材を選ぶ

ガスメーターのパイプのサビも気になったので後日ペンキで塗りました。

放っておいても問題は解決しないのでお願いすることにし、見積りから2か月後の2023年9月に約1か月かけて工事をすることに。

屋根修繕に必要不可欠な足場の設置は金額がそれなりにするので外壁と合わせてした方がよいこともあり、屋根惣さんの知り合いの外壁屋さんを紹介してもらって、同じタイミングで工事できることになりました。

まさかの事態ではありますが、どうせ修繕するなら長持ちする素材で、と

・屋根材は30年メンテナンスフリーリッジウェイ
・外壁も30年メンテナンスフリーの樹脂サイディングWall-J

を選びました。

shin

これで30年間もう外壁と屋根のメンテナンスを考えなくていい!(ズボラには最高)

30年後には築60年なのでその前に建て替えることになっているかもしれませんが。

その前にまだここに住んでるかすら分からないので、深くは考えないことにします(笑)

かかった費用

ここでかかった費用です。

・屋根カバーリング工事(天窓交換3台):1,375,000円(税込)
・外壁カバーリング工事       :1,864,500円(税込)
         合計        3,239,500円 でした!

正直、家を購入してから3年でさらに約320万と大きな出費ではありましたが、30年間これでメンテナンスをしなくてもいい(何度もいう)という安心感を得られたことも大きかったです。

また中古住宅だからこそ最初の値段が抑えられていることもあり、納得して対応することもできました。

新築だったら追加の出費は納得いかないでしょうけど・・・

ちなみに引っ越し当初、隣家との距離がなさすぎてつけられなかったエアコンのダクトカバーも外壁工事で足場ができたことでサービスでつけていただきました!

shin

見た目がすっきりして嬉しい!

気になっていた電気工事も

また、外壁工事に合わせて電気屋さんが室外機の移動などできてくれ、そのタイミングでどうしても気になっていた電気関係の工事もお願いできることになりました。

分電盤

入居当時はこんな古びた分電盤でした。

新しい分電盤に交換!

ちなみにこの分電盤も以前ネットで検索した業者紹介サイトからきてもらった方に見ていただいたことがあるのですが、15万以上かかる、とか配線の場所がすべて分からないので難しい工事、のようなことを言われて断念した過去があります。

shin

あれはいったい何だったんでしょうか

2階トイレの換気扇

2階のトイレの換気扇がダクトが長い業務用のような換気扇でDIYではどうにもできなそうでした。
30年ものだったので音も気になり交換したかったのですがこちらも新しいものに交換してもらいました。

スイッチ交換

自分では難しかった一部のスイッチ交換もさくっとその場でやっていただきました!(多分サービス)
やっぱりプロは違う!

こういった電気工事ってどこに頼めばいいのか分からなかったので本当に助かりました!

電気工事の追加費用

ちなみにこれら3つの追加工事を依頼したのですが、合わせて74,800円(税込)でした!

まとめ

・中古住宅は購入後に思わぬ出費があることもあるので備えておく
・外壁・屋根は新素材の30年メンテナンスフリーのものがおすすめ
・業者さん同士のつながりがあるので自分でどこに頼めば分からない時は紹介してもらうとよい

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この記事を書いた人

40代の主婦、夫、子供2人(高校1年と小学6年)とトイプードルで小さな戸建てに暮らしています。
結婚と同時に夫の転勤で東京から地方都市の新潟市に引越してきてそのまま移住。18年目になりました。
家のこと、新潟のことを紹介していきます。

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