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【検証】寒冷地仕様のエアコン「ズバ暖」では新潟の冬は越せるのか!?

目次

エアコン1台で家中暖かく?ズバ暖を導入した理由

ズバ暖とは

ズバ暖とは>
三菱電機がだしている寒冷地仕様のエアコン。
通常のエアコンだと霜取りのため温風が止まってしまう時間が発生し、室内気温が低下してしまうが、そこを解決したとされる。

冬になると新潟など寒冷地エリアだけかと思いますが、ズバ暖で冬もとっても暖かい!という素敵なCMがバンバン流れ、どれだけ暖かいのか試してみたくなってきます(笑)

知り合いの口コミが後押しに

実は知り合いで我が家より少し前に中古住宅を購入した家族がいたのですが、リビングダイニングのエアコンをズバ暖にして冬でもエアコンだけで大丈夫だよ!と聞いていたのです。

新潟の冬は灯油ファンヒーターを使っている家も多く、エアコンだけでは寒い、というのが半ば当たり前のような感覚。

我が家も賃貸の時に住んでいたオール電化のマンションではエアコンだけでは寒すぎて、本当はダメな灯油ファンヒーターを導入しましたし(同じフロアに住んでいたマンションのオーナーさんも灯油ファンヒーターを使っていた)、鉄骨造アパートでも備え付けのガスファンヒーターにだいぶ助けられていた過去がありました。

しかし、友人の口コミを信じたことと、我が家はLDKで約14畳の限られた空間。
空間を有効活用するべく、なるべく床にものを置きたくなかったのです。

「ズバ暖」購入

LDKの真ん中に鎮座する「ズバ暖」

引っ越しにあたり、もともとエアコンは3台購入しなければいけませんでした。

なのでLDK用の一つをズバ暖にすることは決定していて、家電量販店で3台まとめて購入する旨を伝え、同じメーカーのエアコン3台(16畳用、8畳用×2)を購入することに。

3台で約30万だったかと思います。

使う部屋が14畳だとしてもすこしそれを上回る能力のエアコンを選ぶのがいいと聞いて16畳用を選択しています。

1年目の冬

ブレーカーが落ちまくる!

そして入居からすぐに冬がやってきます。

我が家には当時、賃貸の時から使っていた置き型の食洗機があり、衣類乾燥機もありました。

夜にはドライヤーも使うし、料理の時にはレンジ、トースターも。

そう、ブレーカーが落ちる現象が頻発したのです。(特に夜)

そりゃそうですよね。
なんせ、エアコン4台に加えて様々な家電があるのですから。

しかも入居時、分電盤のアンペアは50Aでした。4人家族で架電フル稼働の我が家には足りるはずもなく。
電力会社に連絡して60Aにあげてもらうことになります。

アンペアを上げると電気料金の基本料金があがることになりますが、生活の利便性には代えられません!

アンペアを上げても

60Aにあげたのですが、それでもやはり電気の使用が集中するとブレーカーが落ちてしまうことが度々あり、また今まで賃貸生活でガスヒーターに慣れていた子供達はエアコンでは寒いと不満をもらすように。

また、当時ひとつの分電盤では60A以上には上げられないという話も聞いたことがあり、これ以上電気の利用を増やすことは考えられませんでした。

shin

1階と2階で分電盤が分かれている戸建ても多いかと思います

ちなみに、夏場は冷房として「ズバ暖」を利用していますが、エアコンの効きはよくブレーカーが落ちたこともありません。

災害時にも!石油ストーブを導入

そこで2年目の冬には石油ストーブを導入してみました。

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電気だけに頼る生活ではなく、
エネルギーの分散によって災害時のリスクを減らそう
という狙いと
とにかく暖かい
ことに魅力を感じました。

実際、キャンプや雪深いエリアでも石油ストーブが使われているほど、暖かさは断トツNo1

ただ、デメリットもあります。

・灯油の補充が必要
┗買いに行く手間・2階リビングまで灯油を運び補充する手間が面倒
・灯油タンクの置き場所も必要
┗玄関に置くとより玄関が狭くなる
・灯油代がかかる
・オフシーズンのストーブ本体の保管場所が必要(まあまあ大きい)
・我が家の狭い空間には不向き
┗本体がかなり熱くなるので火傷の危険・壁との距離を離す必要あり

広い空間を温めるにはいいのですが、我が家はそもそもリビングも広いわけではないので、置き場所を考えることに。

それでも

・冬の災害時に暖をとれる
・見た目が可愛い
・ストーブの上でお餅を焼いたり、お湯を沸かせる
・ストーブの火を見ることで癒される(焚火効果)

とメリットがあったので災害グッズのひとつとして購入することにしました。
家の中でキャンプ気分が味わえるかも・・?という淡い期待があったことは事実です(笑)

shin

メーカーのCORONAは新潟の会社です!

そして、冬は大活躍したのですが、犬を飼うことになったことでとても危なくて、場所もなくて置けない、という理由とやはり灯油を毎週買いに行かなくてはいけない手間、灯油を補充する時に少し垂れたりしてしまうときのニオイがきキツイ、という理由で現在は完全に保管しているのみになっています。

それでも、手放す気にはなれないほど魅力的な商品です。

【ストーブファン】こんなのも使ってました▼

2年目の冬

石油ストーブからの脱却

そして迎えた2年目の冬。

また灯油を毎週のように補充する生活は避けたい、と思った時に

・灯油を補充しなくてもいい
・エアコンよりも暖かい
・電力を使わない

以上3つの条件を兼ね備えた暖房機器の導入を考えたのです。

それが「ガスファンヒーター

以前、新築の戸建てを建てた友人宅で冬の間だけガスファンヒーターを出しているのも見たことがあり、我が家でもできないかと思いだしました。

そう、ガスファンヒーターは下記のメリットもあったのです。

・使う冬場だけだして夏場はしまっておける
・スペースもそれほど取らない

早速、ガス会社に連絡、実際にガス工事を施工できる会社を紹介してもらい問合せました。

そして、我が家は1階の部屋は元々はミニキッチンがあり、ガスを引いていた箇所があったための配管をすぐつなげること、2階もキッチンのガスをダイニング側に回せることがわかりました。

ガスヒーター本体2台も合わせて購入することで割引もあり、ガス工事と合わせて約8万円で2か所のガスファンヒーター設置をすることができました!

ガスファンヒーターの使い心地

※写真はイメージです

使い始めてからは、もう手放せないほどの暖かさと手軽さで冬が快適になりました。

子供達も寒くて不機嫌になることはなくなり、大人もブレーカーが落ちる生活におびえなくてすむようになりました。

ガスファンヒーターを導入してからは一度もブレーカーは落ちていません。

お手入れもヒーター背後の金網のフィルターを時々掃除機で吸うか、ウェットシートなどでふくだけできれいになるのでほぼ手入れ不要です。

FF式ではないので換気は必要ですが、ガス独特のニオイもないので特段神経質にならなくてもよい気がしています。

また、我が家は2階は二重サッシ、1階は和室を改造した障子枠にポリカーボネート板を貼っただけの窓ですが、結露もありません。

子供でもスイッチ一つでオンオフできるのとタイマー設定、強弱も調整ができるので安全に使うことができます。

1階子供部屋のガスファンヒーター。2階のリビングも全く同じものを使用しています。

光熱費は?

ちなみにガスファンヒーターを導入して光熱費があがったか?なのですが、数年前から電気代の高騰などがあったので一概に比較はできないのですが、電気代が爆上がりして世間が大騒ぎしていた時も、我が家はそれほど影響を受けなかったのはガスファンヒーターを導入したからかもしれません。

ちなみに今年の冬の光熱費は

ガス代

2023年12月  11,968円
2024年1月   18,747円
2024年2月   15,938円

電気代

2023年12月   9,691円
2024年1月   12,570円
2024年2月   17,311円

でした!3LDKの4人家族でこの光熱費はどうでしょうか?

戸建ての4人家族の1カ月の平均光熱費は月25,000円ほどとのことなので、真冬の新潟で約3万円というのは決して高くはないと思っています。

ちなみに電力会社は新電力の会社を利用しています。

まとめ

・持ち家でオール電化でなければ冬の暖房器具はガスファンヒーターがおすすめ
・とにかく広い空間なら石油ストーブもあり◎
・家庭のアンペアに余裕があるならズバ暖もあり(夏場の冷房の効きもいい気がします)

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この記事を書いた人

40代の主婦、夫、子供2人(高校1年と小学6年)とトイプードルで小さな戸建てに暮らしています。
結婚と同時に夫の転勤で東京から地方都市の新潟市に引越してきてそのまま移住。18年目になりました。
家のこと、新潟のことを紹介していきます。

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