今の家に引っ越してきたときに雑草でおおわれていた庭。
内見に来た時が8月だったせいもあり、雑草がかなり生い茂っていました。
リノベーション工事が終わり、販売開始から1年近く経っていたからでしょう。
つまり、何もせず放置していれば毎年このように雑草が生い茂ると予想されます。
雑草を取るのが本当に大変で、車でゴミ捨て場まで3往復したのでもう二度とこんな思いはしたくないと思っていました。
ちなみに、雑草を取るときはあらかじめ除草剤をまいて数日おいてから取ることにしました。
多少ボリュームが減るので楽になります。
雑草を取り除くと奥行1.6メートル、幅3メートルほどの猫の額ほどの庭が現れました。
この小さいけれど一応庭らしきスペースをどうにかしようと3年半奮闘してきました。
ズボラなのでしょっちゅう雑草取りに追われたくない、他の家族は誰も何もしてくれないので自分がどうにかしなければ・・・という思いからです。
今後は人工芝を敷いてドッグランとして使いたい、という夢もあるのですが、近隣から松の葉や落ち葉が飛んできたりするので、人工芝だとキレイにキープするも大変そうで悩んでいます。
いったん、現状を【ズボラ流ガーデニング】として記録しておきます。
※ガーデニングに詳しい方には何も参考になりません。
ズボラで面倒くさがりだけど、庭が雑草で大変なのでなんとかしたい、とにかく楽して「それなり」になればいいという方の参考になれば幸いです。
我が家の庭紹介
庭といっても完全なる「裏庭」。
玄関わきの細いスペースを通って奥に進みます。
一応自転車がギリギリ置けるくらいの幅です。
細い「犬走り」?を進むと奥に「アナベル」がお出迎え。
「アナベル」はアジサイの一種で梅雨~夏にかけて真っ白い大きな花をたくさん咲かせます。
このスペースにも防草シートを敷いています。
隣家との境界線が曖昧なので土や草が入ってしまって、どうしてもキレイに維持するのが難しいです・・・
こうやってみると隣の家との壁も汚れていて、防草シートも砂などがかぶり汚いですね・・・
壁にはそのうちペンキを塗ってキレイにしたいと思います。
ガーデンパンに塗ったアイアンペイントも余ってますしね・・・
また、防草シートと土の部分との境目に段差がないのでこれだけ汚れてしまいます。
花壇を作りたい方は段差を付けるか、レンガなどで仕切りを付けることをおススメします。
今度は庭をDIYしたいです!
防草シート
何としても雑草取りに追われたくなかったので、防草シートを購入して家の周囲に敷いています。
防草シートは値段がピンキリですが、耐久性がある分厚いものを選ぶことをおすすめします。
薄いタイプですと、防草シートを飛び越えて生えている雑草を別のお宅でみたりしますので・・・
我が家では高耐久のデュポン ザバーン 防草シートを使いました。
今のところ、破けたり、雑草が突き破ったりはしていません。
庭の部分も全て防草シートを敷くことも考えたのですが、賃貸時代とは違うせっかくの戸建て。
少しは何か植物を植えてステキなお庭を作りたいな、とも思ってしまいました。
ただ、お手入れが面倒なのは多分続かないのでNG。
ほったらかしでもOKでそれなりにキレイな状態を保てるお庭を目指します。
日当たりについて
雑草が生い茂るほどなので、日当たりがいいのかといわれればそんなことはなく、一日のうちで日が当たるのは数時間といったスペースです。
つまり、ガーデニング用語でいうと「半日蔭」に当たります。
半日陰は日中2~3時間日の当たる場所、日陰、明るい日陰は直射日光が当たらない場所と考えてください。落葉樹の下で春から秋までの間は木漏れ日が当たる場所は、明るい半日陰と考えてよいでしょう。
『NHK趣味の園芸 12か月栽培ナビDo 小さな庭をつくる』(著・河野義雄)
日当たりがいい場所と比べると半日蔭でも育つ植物の種類は限られるので、あらかじめ調べておく必要があります。
半日蔭でもOKの植物
ギボウシ(ホスタ)
冬には一度葉が枯れますが、根っこは生きていて毎年春になると新芽がでて株がどんどん成長していく植物です。
種類が色々あり、日陰でも育ち、明るいグリーンがお庭を明るくしてくれます。
我が家も、「エルニーニョ」「ファーストフロスト」「ワイドブリム」「ゴールデン ティアラ」などを購入して地植えしています。
自然消滅してしまうものも中にはありますが、年々大きく育っていきます。
全く放置でOK!
ツボサンゴ(ヒューケラ)
耐寒性の多年草。
ドルチェシリーズなど紫や黄色、赤など色々な色がありお庭が華やかになります。
我が家には「フレッシュ グリーン」「パリ」「エレクトラ」「フォーエバーレッド」「フォーエバーパープル」「ジョージアピーチ」「シナジーシルバー」「ライムリッキー」「シャンハイ」「パプリカ」という種類があります。
鉢植えでほったらかしでも大丈夫なほど育てやすいです。
アナベル
半日蔭の庭でも大輪の花を大量に咲かせてくれます。
花の重みで茎が倒れてしまうので添え木が必要なほど。
冬の間に枝を短くカットすることで背が高くなりすぎず、バランスよくなります。
最初におぎはら植物園さんで購入したときは小さな苗でしたが今ではとても立派になりました。
クリスマスローズ
マニアやコレクターの方もいるほど人気のクリスマスローズ。
クリスマスではなく春先に花を咲かせます。
新潟では4~5月くらいがシーズン。
新しい葉が生える冬がくる前に古い葉を切らないといけなかったりしますが、それ以外はほぼ放置でOKです。
ラミウム
半日蔭のグランドカバーとして定番の植物。
初夏に紫の花がたくさん咲き、葉っぱもシルバー系でキレイ。
ほったらかしでも少しずつ増えていくはずですが、我が家ではいつの間にか消えかけています・・・
京鹿の子
初夏に鮮やかなピンクの花を咲かせてくれる京鹿の子。
葉っぱがカエデのようでちょっと和風なイメージ。
ほったらかしですが毎年可愛い色の花を咲かせてくれます。
おまけ
庭にいく玄関脇の壁の裏には、ガーデニング用品を入れる無印の頑丈ボックスとゴミ箱を置いています。
ゴミ箱はビン・缶やペットボトルなどキッチンのゴミ箱からあふれたものの一時置きとして使っています。